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 とびひ

とびひとは?

正式には伝染性膿痂疹と言います。特に赤ちゃんや、幼児がかかりやすいものは、水疱性膿痂疹と言われます。

とびひは、高温多湿の環境下で発生しやすいため、夏場に集団発生する事があります。

主な症状

水疱性膿痂疹では、痒みを伴う水疱が現れ、それを掻き壊すと、ただれた状態になります。

その周りに小さな水疱が出来、広がっていきます。

原因

水疱性膿痂疹の原因菌は、黄色ブドウ球菌です。黄色ブドウ球菌は人の手指・鼻・喉・耳・皮膚等に広く生息している菌です。

あせも・虫刺され・湿疹等を引っかいたり、転んで出来た傷が化膿してとびひになります。

治療

ごく軽い場合は、抗菌薬の軟膏を使用します。水疱性膿痂疹では、抗菌薬の外用薬と内服薬を併用することが多く、水疱が大きい場合は内容物を取り除く処置を行います。

痒みが強い場合には、抗ヒスタミン薬を使用する事もあります。

日常の予防方法・注意点

手洗いを行う。赤ちゃんの場合、大人も良く手洗いをするようにしましょう。

爪を短く切って、皮膚を傷つけたり、しないようにしましょう。

肌を清潔に保つ様に心がけ、また肌のバリア機能を保つため、保湿剤の使用や、加湿器を使用し肌を潤わせることが大切です。

小さな赤ちゃんは、痒みを我慢できず掻きむしり、酷くなってしまうことがあるため、早めに専門医を受診する事も大切です。

参考

とびひ | 日本小児皮膚科学会

赤ちゃんのとびひについて | スキンケア大学

2017/10/04 更新

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