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 室内での楽しい過ごし方

雨の日や二人目の出産直後など、外出したくてもできずに一日子どもと家にいなければならない日があります。活発に動き始めるようになった1歳後半〜3歳くらいの子どもと、一日中家で過ごしていると、子どもは思うように動けずに不満がたまり、大人もイライラしてしまうことがあります。

室内という空間にせっかく一緒にいるのだから、室内だからこそ一日楽しかった!と、親子で感じられたら幸せだと思います。そこで、室内で楽しむ時間の過ごし方をご紹介します。

"静"と"動"を組み合わせて計画する

最初に「昼食までの3時間」など、楽しみたい時間を区切ります。遊ぶ時間を最初に考えておくだけでも見通しが立ちます。

次に、今日やりたいことを静と動を考えながらいくつかピックアップします。子どものこれやりたい!の声があれば必ず入れてあげましょう。

そして、遊びの流れを考えます。座ってじっくり遊ぶ"静"の時間または身体を動かす"動"の時間のどちらか一方が続くと、子どもは飽きてきますので、交互になるようにします。

例えば、やりたいことを【粘土(子どもの要望】【お絵描き(親の願い)】【ボールハウス】【体操】としますと、次ように一日の流れの計画が完成します。

  • ①満足するまで  粘土→まず思いを満たす(静)
  • ②ボールハウスを別部屋に用意しておき、粘土に満足したら手を洗い移動
  • ③最初に子どもだけで遊ぶ間に掃除(簡単な家事)をする
  • ④一緒にボールハウスであそぶ(軽い動)
  • ⑤飽き始めたら片付けをゲーム感覚で行う
  • ⑥音楽を流し一緒に体操や歌遊び(動)
  • ⑦お絵描き→親は遊びながら食事準備
  • ⑧手を洗い食事

もちろん、予定通り行う必要もありません。⑤で終わることがあったり、途中で内容が変わることもあります。ただ、何も考えずにあそぶのではなく、少し頭で先を見通しておくと心に余裕がうまれることがあり、時間を楽しむきっかけになるかもしれないということです。

3歳くらいになれば一緒に予定を立て、紙やホワイトボードに書き出しておいて、終わったらシールを貼るなど達成していくやり方も楽しめるかもしれません。

いつもと"ちょっと違う"を取り入れる

言葉の通り、お家で過ごす日の特別を用意します。

  • *雨の日だけ遊ぶおもちゃを用意しておく
  • *壁に大きな模造紙を貼り自由にお絵描き
  • *キラキラの折り紙を使う
  • *おままごとで紙パックをお弁当箱に見立てる
  • *コーナーあそび

コーナーあそびは、家中をつかっていくつかの遊びコーナーを用意します。ダンボールのパーテーションやミニテーブルをつかってもよいでしょう。余裕があれば、コーナー名を記入したミニカードを用意し、遊んだらシールを貼っていくという楽しみ方もいいかもしれません。

この場合はタイムテーブルは作らず、終了時間だけを決めて最後に片付ける方法がスムーズです。

子どもにとって"いっしょに"が何よりの楽しさ

子どもが集中して取り組む時間はもちろん大切ですし、常に一緒にいる必要もないと思います。でも、何かを完成させた時にチラッと視線を向けてきた時など、子どもが求めたらすぐに気づいてあげる必要があります。

何より、子どもにとってどんなおもちゃよりも親といっしょに過ごしている時間が楽しい時間なのだということを理解しておくことが大切です。

おもちゃに飽きていたら…うまくいかずにグズグズになってしまったら…まずは抱きしめて笑ってくすぐって、ゆっくり目を合わせてあげることでまた、子どもは遊ぶチカラが湧いてくるでしょう。

子どもと遊ぶことは幸せな疲れの時間です。「今日は全力で疲れよう!」そう思い動くことが、一日を楽しむきっかけになるかもしれません。

毎日でなくても、こんな日をつくるのも子育ての楽しさになると思います。

参考文献

発達障害こどもと親の心が軽くなる本 - 講談社

発達がわかれば子どもが見える  0歳から就学までの目からウロコの保育実践 - 株式会社ぎょうせい

2017/10/24 更新

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